補講「ノーヴァルシア・サーガの舞台について」(1限目)

朱星です。

 

-Novalscia Saga- (ノーヴァルシア・サーガ)(朱星リズ) - カクヨム

大変お待たせ致しました。ようやく公開できました。

 

ですがこの小説、厄介なことにドラグナシアとかフロニカとかザリヴとかわけわからん横文字が並んでいるので、読者の方々も困惑していることでしょう。

はい。異世界ファンタジーを作るにあたって、世界観を練りに練っていたら恐ろしいくらい広大な世界観を練り上げてしまったので、このように横文字が並び立ってしまったのです。これを公開する前は「どうやって伝えればいいんだ…」と思考を重ねまくっていました。重ね重ねゴメンナサイ。

本記事ではそれらを解説していきます。

 

さっそく世界地図をどん。

今回のお話は、フランティアンという大陸の、フロニカと呼ばれる国から学生であるエドワード・ハイベリー君が教授の遺跡調査に同行する、というお話です。

まず、フランティアンという大陸は左側。地図の通り、北フランティアン(左上)と、南フランティアン(左下)で分かれています。

フロニカは北フランティアン大陸の大部分を占める大国であり、ハイベリー君は東側の港町に住まう学生というわけですね。

ちなみに北フランティアン大陸の更に北東に分かたれている大きな島のようなものがありますが、あれは現時点では何も考えてません。また別のお話を考えるかもですけれど。

フロニカのイメージはアメリカです。舞台設定は現代、ファンタジーのかけらもない、高度なテクノロジーが跳梁跋扈する時代です。なので、列車もあればリクライニングもあり、A4レポートもあれば高速フェリーもあります。

 

で、右側の大陸がドラグナシアです。

地図内の赤枠で囲まれている部分が、今回の舞台となる地域です。

拡大してみましょう。

はい。

左上にザリヴ諸島が、右下にアラミアーナと呼ばれる大国が広がっております。

ちなみにアラミアーナ北西にある国は「カタリナ」と呼ばれる国のようです。本編には登場しません。東側に地中海が広がっていますので、スペインのような国をモデルにしています。「パエリア」はカタリナ国生まれなのですが、それを輸入品や特産品でアレンジした「エディーネ・パラ」はザリヴの名物料理になっています。

アラミアーナは西側に平原、中部に砂丘を擁し、さらに東へ行くと山脈を隔て、森が広がっている、そんな国になっています。一行はこの砂丘にある、サルバトーレ・メフシィ氏の発掘現場へ向かっているのです。

地図上にはこれからのハイベリー一行の旅路を記載していますので、じっくり見てみてください。

 

劇中の四行詩については、まだ出来上がっていません。

次の講義は詩歌の話を上げながら、「ハイベリー君が読めなかった文字」の話をすることにしましょう。

では、次回もよろしくお願いします。