補講「ノーヴァルシア・サーガの舞台について」(2限目)

朱星です。

 

 

今回は以前サイトで作った創作文字について。

上記の四行詩——ならぬ、三行詩は、作中に出てきた詩文です。

 謎は嘘より産まれ

 真実は錯覚にて創られ

 やがて歴史は、霧深き神話となる

という内容でしたが、勘のいい方は「これ小説のトップで見たな?」ってなったことでしょう。なってない?そうですか。

 

で、こちら早速ネタバラししていくと……

Mystery is come from lies

Truth is make from visions

and then Histories become the mystic mythology

                 Novalis

と。

TOEIC400点が頑張って作った英文が垣間見えてしまいます。いけませんね。

 

作中の文字は実際の世界と同じくアルファベットを用いてのやりとりが行われています。フォント自体は完成してるんですけど、一旦お見せするのはこれだけ。対応する文字とかまとめてほしい!って人は、ぜひまとめてみてください。まとめてくれると嬉しい気持ちになります。

 

この古代文字は作中でノヴァリスが言っていたように「現代の文字(アルファベット文字)へと形を変えたもの」となっていまして——とはいえ、現実のアルファベットにもギリシャ文字、大本を辿ればフェニキア文字という元の形があるんですけども、ここは異世界なので——、終末を引き起こした者(文明を滅ぼした者)にはわからないように、形を変えて後世に残された、とも語られています。

この辺りのぼんやり語られた歴史はいずれ語ります。実は大雑把なプロット自体はできてるので……

 

以上。本日の講義はおしまい。

次はどうしましょう。気が変わらなければフロニカについて話しましょうかね。

ではまた次回。